獣医師 玉口宏のペット健康百科

ホモトキシコロジーやレーザー治療、オゾン療法など、動物の補完代替治療をご紹介しています

腎臓病では水分調整が重要

 腎臓病の治療を受けているほとんどの患者さんは、血管拡張作用のある薬を飲んでいると思います。

中にはその他の薬も飲んでいて、水分の消費量が多くなっていることが多く、一年を通じて水分の排泄過多になっています。

そんな中、この暑さです。

散歩に行ったり、エアコンの効いていない場所に行ったりして、より一層水分を使ってしまうことがあります。

特にねこちゃんは自ら水を飲むことが多くありません。

食事の水分を増やしてあげたり、水を飲む機会を増やしてあげてください。

どうしても飲まないときや、元気がない時には皮下点滴をお勧めいたします。

特に高齢のわんちゃんやねこちゃんでは見た目以上に水分不足があります。

少しでも気になった時には早めにご相談ください。

 

私たちは元気で楽しく20年ともに暮らすことを目指しています。