獣医師 玉口宏のペット健康百科

ホモトキシコロジーやレーザー治療、オゾン療法など、動物の補完代替治療をご紹介しています

オゾン療法てなに

最近よい結果が出ているのがオゾン療法です。

オゾン療法は医療用に作られたオゾンを血液に混ぜたり腸から吸収させたり皮下や筋肉に注射をすることにより行われる治療法です。

ヨーロッパでは広く行われており、循環器疾患・アトピー性皮膚炎・自己免疫疾患にも使われています。

特に腫瘍疾患(癌やリンパ腫等)や腎臓病、循環器疾患・神経疾患には効果が高く、他の治療法と併用することができます。

 

オゾン療法の投与方法は

注腸法・血液混合法・皮下や筋肉注射法があります。

動物の場合、注腸法が最もよく行われる方法で、状態によっては血液混合法を行います

 

オゾン療法の効果は

オゾン療法の特長は血液のクレンジングです。

赤血球の運搬能力が向上し末梢まで酸素を供給をしやすくします。

白血球ではサイトカイン系やインターフェロンを活性化します。

血小板にも働きかけ、血液をサラサラにする効果を引きだします。

血管内皮細胞でNO放出を増加させ血管を拡張する。

骨髄に対しては活性が高いスーパー赤血球を産生すると言われています。

 

当院では癌治療・腎臓病・循環器疾患・脊椎症等に多く使っています。

成績はかなり良好です。

病気だけではなく高齢動物の健康維持にも良い効果が出ています。

 

是非一度ご相談下さい。